指揮：藤岡 幸夫

英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。最も才能ある若手英国人指揮者に贈られる「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を日本人にもかかわらず特例で受賞。1994年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー。以降英国ではもちろん数多くの海外オーケストラに客演。2017年5月のアイルランド国立響ではマーラーの第5交響曲で聴衆総立ちの大成功を収めた。オペラでも2006年スペイン国立オヴィエド歌劇場ブリテン「ねじの回転」がその年の同劇場新演出オペラベスト・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤーに選ばれると、2009年にはR.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」で再び脚光を浴びた。マンチェスター室内管弦楽団、日本フィルを経て、現在関西フィル首席指揮者と東京シティ・フィル首席客演指揮者を務める。毎年40公演以上を共演し2022年で23年目のシーズンを迎えた関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得、2019年の就任直後から展開している東京シティ・フィルとの特徴ある活動は毎回大きな注目を集めている。テレビ、ラジオへの出演も多いが、番組立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」（毎週土曜朝8:30）は番組開始から8年、放送350回を越える人気番組。関西フィルとのシベリウス交響曲全集を2021年9月ALM RECORDSから発売。著書『音楽はお好きですか？』とその第二弾『続・音楽はお好きですか？』を敬文舎から出版。2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞 。
公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/

ソプラノ：高野 百合絵

富山県出身。東京音楽大学、及び同大学院首席修了。NISSAY OPERA2018『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ役で注目され、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2021『メリー・ウィドウ』では主役ハンナ・グラヴァリを見事に演じ、華麗な舞台姿と確かな歌唱力で喝采を浴びた。これまでに、現・上皇上皇后両陛下御臨席のもと御前演奏の他、ベートーヴェン「第九番交響曲」、J.S.バッハ「マタイ受難曲」、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」などのソリストを務め、読売日響、OEK、京響、東響、神奈川フィル、九響などのオーケストラと共演。「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などメディアでも活躍している。2020年デビューCD「CANTARES」（日本コロムビア）をリリース。今後のオペラ界を担う逸材として大きな期待が寄せられている。
https://yurietakano.com/

ビゼー：歌劇「カルメン」より第1幕 前奏曲
ビゼー：歌劇「カルメン」より“ハバネラ”
シャブリエ：狂詩曲「スペイン」
ドリーブ：カディスの娘たち
ファリャ：バレエ音楽「恋は魔術師」より火祭りの踊り
チャピ：サルスエラ「セベデオの娘たち」より 囚われ人の歌
ファリャ：バレエ音楽「三角帽子」（全曲）

G.Bizet：Carmen, ActI: Prelude
G.Bizet：Carmen, Act I:"Habanera"
E.Chabrier：España
L.Delibes：Les filles de Cadix
M.Falla：Ballet "El Amor Brujo" Danza Ritual del Fuego
R.Chapi: "Las hijas de Zebedeo" Las carceleras
M.Falla: Ballet "El sombrero de tres picos"

主催：一般社団法人東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
共催：公益財団法人江東区文化コミュニティ財団 ティアラこうとう
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（舞台芸術創造活動活性化事業）｜独立行政法人日本芸術文化振興会

［料金］

	S席	A席	B席
一般	3,500円	3,000円	2,500円